日本初の画像取得に成功した小型SAR衛星「StriX-α」

2021.3.11 更新

株式会社Synspective(以下、Synspective)と、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 中須賀・船瀬研究室、東京工業大学 工学院 廣川研究室、慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究科 白坂研究室は、内閣府主導による革新的研究開発推進プログラム「ImPACT」の1つである「小型合成開口レーダー衛星システムの研究開発」の成果を応用した小型SAR衛星の初の画像取得に成功しました。民間の小型SAR衛星(100キログラム級)による画像取得は日本初となります。

Synspectiveは、小型SAR衛星の開発と運用、そして高頻度観測を可能にする衛星群を構築し、その衛星から得られるデータの販売、および、それらを利用した政府・企業向けのソリューションを提供しています。

同社初となる実証衛星「StriX-α」は、2020年12月15日にニュージーランドのマヒア半島にある発射場からRocket Lab社のElectronロケットにより打ち上げられ、予定通りの軌道(太陽同期軌道、高度500キロメートル)へ投入されました。その後、順調に運用を開始し、2021年2月8日に初画像の取得に成功しました。

今後2023年までに6機、2020年代後半には30機のコンステレーション(衛星群)構築を目指します。低軌道を周回する30機のコンステレーションにより、世界のどの地域で災害が発生しても、2時間以内に観測することが可能になります(6機では24時間以内)。


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