NEDO、TSC Foresight「スマートテレオートノミー分野の技術戦略策定に向けて」を公開

2021.2.12 更新

NEDOは新型コロナウイルス感染症の拡大によって変わりつつある生活様式を見据え、利用が増加しているリモート技術の社会実装をさらに進めるための技術戦略を策定し、その検討結果をTSC Foresight「スマートテレオートノミー分野の技術戦略策定に向けて」として本日公表しました。本技術戦略ではリモート技術の課題に解決策を示すとともに、高い作業性を備えたリモート操作を実現する要素技術や応用分野を提示しています。なお本技術戦略の策定を受け、2021年度に「人工知能活用による革新的リモート技術開発」プロジェクトを実施する予定です。

リモート技術は感染症対策や介護・育児などで移動や活動が制限される場合でも、遠隔地での活動を可能とし、多様な働き方や新たな余暇の形を実現できるものとして注目されています。日本でも新型コロナウイルス感染症の拡大を背景にリモート技術の利用が増加したものの、その用途はリモート会議やリモート授業など一部に限られており、さらなる技術の進展と用途拡大が見込まれています。また日本が少子高齢化で生産年齢人口の減少を迎える”課題先進国”であることを念頭に、リモート技術の活用によって生産性を向上していくことも期待されています。

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこうした課題を踏まえ、リモート技術で実現したい将来像やそこで必要となる手段などを「スマートテレオートノミー分野の技術戦略」として策定し、その検討結果をまとめたTSC Foresight※1 「スマートテレオートノミー分野の技術戦略策定に向けて」を本日公表しました。本技術戦略ではリモート技術が直面している課題に解決策を示すとともに、円滑で高い作業性を備えたリモート操作を実現する要素技術や応用分野を提示しています。

なお本技術戦略の策定を受け、例えば遠隔地にいる人や物をあたかも目の前にいるかのように認識することを可能にする革新的リモート技術にフォーカスしたプロジェクトとして、「人工知能活用による革新的リモート技術開発事業」の公募を予定しています。


※記事の無断転用を禁じます。