高所の煙突を外部からドローン板厚点検

2021.1.26 更新

テラドローンのグループ会社であるTerra Inspectioneeringが大手石油メジャー会社プラント内の煙突を外部からドローンを使って点検した。ここで活用されたUTドローンは非破壊検査方法の一つでもある超音波検査機能を搭載したドローンだ。

目視点検用のドローンと比べて、実際に超音波センサーを検査する側面に接触させる必要があるため、風の影響を受けやすく、高所での板厚検査にドローン点検は適さないというのがこれまで一般的とされていた。しかし今回、UTドローンの性能の向上により、煙突の外部からでもドローンを用いて外部点検が可能であることが証明された。また、煙突以外の高所点検も可能で、今後は配管、タンクなどにも応用されていく予定だ。

このUTドローンを活用することで、足場設置にかかる工数やコストを削減できるだけにとどまらず、プラントオペレーションの中断を最小限に抑えることも期待される。

UTドローンはタンク・煙突以外にも発電所や焼却炉のボイラーでも検査可能で、テラドローンはドローンを活用したUT検査を日本でも導入していくとしている。


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