オムロンがスカラロボット「i4シリーズ」を発売

2021.1.25 更新

1月22日、オムロンはロボットと装置をまとめて制御できる「ロボット統合コントローラー」を標準採用したスカラロボット「i4シリーズ」を発売した。この「i4シリーズ」は、最大可搬重量15kgの「i4H」と、コンパクトで軽量用途に適応する「i4L」モデルの2種類が用意されており、「i4H」は「ロボット統合コントローラー」が標準搭載しているのが特徴だ。

「ロボット統合コントローラー」による統合制御を活用することで、ロボットだけでなく周辺機器やエンドエフェクターをまとめて統合制御することができ、高速・高精度に各機器をシームレスに連動させることが可能となっている。

「i4H」は、最大可搬重量が15kg、リーチ長は650mm、750mm、850mmの3種類から選択可能だ。また、標準210mmに加えて410mmのロングクイルを全モデルで用意している。壁掛けや床置きに加え、天井に取り付けることが可能な反転タイプなどもそろえ、自由な設置を実現。ロボットアーム内部にEtherCAT通信を内蔵し、これによりエンドエフェクター部にEtherCAT機器を付加させ、多様なハンドリングやロボット統合コントローラーとの連携を行い、高速高精度な搬送動作や組み立て動作を実現可能とした。

筐体内にロボット制御ボックスやケーブルを内蔵させ、設置面積を最小化している。また、ロボット統合コントローラーのプログラミングソフト「Sysmac Studio」統合ソフトウェアを用いて、容易にプログラムを組むことが可能だ。加えて、シミュレーション技術により設備設計の初期段階で、装置パフォーマンスの検証を可能とし、設備の仕様特定を担うメカ設計者と、制御プログラミングを担う電気設計者が互いに協議しながら並行して設計することができる。

「i4L」は、最大可搬重量が5kg、リーチ長は350mm、450mm、550mmの3種類を用意しており、標準180mmクイルに加えリーチ長550mmモデルは350mmのロングクイルに対応した。


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